T.美川+沼田順+西村雄介+藤掛正隆『MNHRS』9/15発売

既にSNS等でお知らせしておりますが、いよいよ今週9/15にニューアルバム『MNHRS』が発売されます。

今年5月に東京「なってるハウス」で行った、T.美川+沼田順+西村雄介+藤掛正隆による即興演奏を編集したライブ盤です。

思い返せば、初めて人前で演奏したのが1981年の京都同志社大学でのイベントでした。
そのイベントには斉藤トオルさんが当時やっていたネオマチスも出演していたと後になってから知りましたが、トリに登場したのが非常階段でした。
あの日のステージに美川さんがいらっしゃったのかどうかわかりませんが、あまりにも過激な演奏に当時高校生だった自分は途中でビビって逃げて帰った記憶があります。
生まれて初めてノイズ・ミュージックを生で体験した瞬間でした。

それから何十年か経ち、2015年に今はなき六本木スーパーデラックスでMOSTとINCAPACITANTSでツーマンライブがありました。最後にバンド全員でStoogesの曲なんかをセッションして楽しかった思い出があります。

さて、今回のCDは初めて美川さんとガチで演奏した記録で、音源化されたのがとても嬉しい。
ギターの沼田順さんとはライブハウスではよく顔を合わせるものの、共演するのは今回が初めてのはず。いつか私の住む札幌や、沼田さんの故郷である旭川でもMNHRSのライブを実現させたいものであります。
ドラムの藤掛正隆さんはHeavenly ArmsやHRSセッションで何度も共演させていただいてますが、今回も演奏だけでなく、編集やミックスで素晴らしい手腕を発揮されています。
録音はFULLDESIGN RECORD作品ではおなじみの寺部孝規さんです。

すでにCDも手元に届いておりますので、9/17(日)札幌JAMUSICAでの「固犬(ヨシガキルイ、吉田野乃子)+西村雄介」のライブでも販売する予定です。

通販ご希望の方は、下記のリンクより何卒よろしくお願いいたします。
爆音で聴いて、夏の疲れをブッ飛ばしましょう!

・doubtmusic
https://www.doubtmusic.com/items/77559305

ブリッジ
http://bridge-inc.net/?pid=176605856

『HEAVENLY ARMS with OTOMO YOSHIHIDE』 12/1発売!!!

藤掛正隆ds、西村雄介b、加藤一平gによるトリオ「HEAVENLY ARMS」。
前作から2年ぶりのリリースとなるセカンド・アルバムは、
ゲストに大友良英gを迎えたツインギター編成による強靭なサウンドで全編をつらぬく全5曲のフルアルバム。

■メンバー:
藤掛正隆 FUJIKAKE MASATAKA : drums
西村雄介 NISHIMURA YUSUKE : bass
加藤一平 KATO IPPEI : guitar
大友良英 OTOMO YOSHIHIDE : guitar

Recorded by Terabe Takanori

発売日:2022年12月1日
発売元:フルデザインレコード
http://fulldesignrecords.com

お求めはこちらから☟☟☟
・galabox
https://www.galabox.jp/product/576
・Bridge
http://bridge-inc.net/?pid=170980612

「THE END / 5 -Live at APIA40-」発売に関して

暑中お見舞い申し上げます。
いよいよ7/3に発売になる遠藤ミチロウ最後のバンドTHE ENDのライブ盤『THE END / 5 -Live at APIA40-』について書いておきます。

2020年春頃にAPIA40の伊東玲育さんから「ミチロウさんがTHE ENDのライブ盤も出したいと言っていたので発売したい」という旨のご連絡をいただき、APIA40に残されていた音源や僕が個人的に録音していた音源をメンバーで聞き比べ、ベストテイクを選びました。

CDのブックレットには詳細な録音データは記載されていませんが、ほぼ全曲2017年9月24日のライブ音源、ラストの「原発ブルース」のみ2016年7月31日のライブ音源となっております。

7曲目の「タイトル不明」に関しては、当時は「新曲」と呼んでいたため、正式なタイトルが決まっていたのかどうか誰も知りません。僕は「ひとりごと」じゃないかと思っているのですが。基本的なベースラインは僕が考えて、キメ部分をナポレオン山岸さんが作りました。

8曲目の「楠木」はファンカデリックのマゴットブレイン風のギターが炸裂する曲。僕の手元に残っていたミチロウさん自筆の不完全な歌詞がブックレットに掲載されていますが、ミチロウさんが亡くなられたご友人に向けて書かれた歌詞だと聞いています。

また、CDタイトルの「THE END/5」ですが、なぜ「5」なのかも誰も分かりません。ミチロウさんはTHE ENDで米国ツアーをやって、それを映画化する計画があったのですが、ミチロウさんの携帯メモの中に、ニューアルバム「5」全米発売というメモが残されていたそうです。5の意味は誰も分かりませんが、今回のライブ盤のタイトルは「5」にしようと伊東玲育さんの提案で決まりました。

今回のライブ盤、とにかくAPIA40のPAエンジニア吉田茉梨絵さんのミックス&マスタリングが素晴らしい。是非多くの方に聞いていただきたいと思います。
ライブ写真を撮っていただいた西岡浩記さん、デザインしていただいたkinkinさん、そしてAPIA40の伊東玲育さんとスタッフの皆様にも心から感謝申し上げます。

通販ご希望の方は「あんぐら市場」までお願いいたします。
http://apia40.shop-pro.jp/?pid=168435002

「THE END / 5 -Live at APIA40-」
1.虫 2017/09/24
2.オレンジタイム 2017/09/24
3.溺愛 2017/09/24
4.カノン 2017/09/24
5.マリアンヌ 2017/09/24
6.誰だ 2017/09/24
7.タイトル不明 2017/09/24
8.楠木 2017/09/24
9.インディアンムーン 2017/09/24
10.原発ブルース 2016/07/31